「手作りマスクプロジェクト」から支えあいの輪を育む

NPO法人きょう・ここ(Kyo-coco)(北海道京極町)

NPO法人きょう・ここは、「地域福祉拠点きょう・ここ(Kyo-coco)」を管理・運営し、北海道京極町民の新たな居場所として確立しています。また、支え合い活動の窓口として、NPO法人会員同士の支え合い活動に取り組み、生活支援ニーズを解決する社会資源としての役割も担っています。

地域の拠り所となっていた「きょう・ここ」も、感染防止対策により休館、支え合い活動も休止という状況が続いています。そこで、理事の中で「今だからこそ地域の力になれること」を話し合い、きょう・ここ会員で布マスクを作製し、無償で提供するプロジェクトが始まりました。普段は支えられる側だった会員も特技を生かし、支える側としてマスクを作製したり、作製はできないけど、使えそうな布はあると材料を提供してくれたり、会員が主体的に地域のために奮闘しています。作製したマスクを回収する受取日を設定し、感染防止のため密を避けて作業を行い、使用してもらうマスクの消毒も徹底しています。

布マスクの設置場所にはマスクを取りに来た地域の方が自由に書き込めるノートを設置。「隣のおばあちゃんに渡す分ももらっていきます」「マスクがなくて困っていたので助かりました」など、たくさんの感謝の言葉が綴られていました。

「布マスクをもらいに初めて『きょう・ここ』に来た」という方もいて、活動を知ってもらう機会にもなりました。緊急事態の今、直接感謝の気持ちを伝えることは難しい状況ではありますが、今回のこの活動を通して町民同士の支え合いの輪が広がっていると感じます。

2020.6.19

 

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