心を結ぶ「にしよど絵手紙交流プロジェクト」〜3密は避けても親密さは失わない!〜

大阪市西淀川区社会福祉協議会(大阪府)

西淀川区社会福祉協議会では、コロナ禍でさまざまな活動が制限されていることから、「3密は避けても親密さは失わない!」をテーマに、地域支援担当と生活支援体制整備事業の協働で「にしよど絵手紙交流プロジェクト」を始動。絵手紙を通して、活動の場づくり、そして、つながりづくりを企画しました。

【第1弾】地域の高齢者とボランティアのつながり
高齢者は地域活動の休止により交流の場が制限され、ボランティアは活動の場が制限されました。そこで、ボランティア団体『絵手紙「遊楽の会」』が講師として、ボランティアを対象にオンライン絵手紙講座を開催し、絵手紙を募集。集まった絵手紙は地域のふれあい食事サービスを利用する高齢者へお届けしました。高齢者がつながりを感じる機会とボランティアの活動の場づくりとなりました。

【第2弾】ボランティアと学生と施設で暮らす高齢者のつながり
区内の福祉科のある高校では例年のような十分な実習の機会がなく、高齢者福祉に関する学びの場、施設で暮らす高齢者は面会の制限があることから、絵手紙で季節を感じる機会をつくりました。第1弾に引き続き『絵手紙「遊楽の会」』が学生を対象に絵手紙講座を開催し、ボランティア活動の機会をつくりました。完成した絵手紙は学生とともに施設で暮らす高齢者へ直接お届けしました。その後、施設職員を通して、高齢者からの感想やメッセージをいただきました。なかには、学生に自筆でお返事をくださった高齢者もおられ、世代間交流の機会にもつながりました。

今後も、絵手紙を通して、「つながりづくり」を展開していきたいです。

2021.9.17

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