「お互いが支えあえる地域でありたい」

大阪市生野区巽南地域(大阪府)

大阪市生野区の巽南地域では、新型コロナウイルスの影響で地域福祉活動が止まってしまった中、認知症の方が増えていたり、自宅で見守りもなく不安になっている高齢者を「放っておけない」活動を開始されています。

65歳以上のひとり暮らし高齢者・高齢者世帯などを対象に行っている「配食サービス」では、単に食事だけを渡すのではなく、会館(各小学校下に市が設置している「老人憩の家」)から「脳トレ」「おうちでできる体操」「ボランティアからのメッセージ」を一緒に届けています。

巽南地域のボランティアグループ「きらきら会」では、「自粛が長くなると、一人暮らしの高齢者がどうしているのか心配」と考え、ちょっとしたお届けものを口実に、地域のつながりを切らないようにしています。

「コロナで地域のみんなに会えなくなって感じたけど、私たちが支えている活動だと思っていたら、実は地域のみんなに支えられているんだよね」と笑いながら話されています。

※きらきら会の名称は、地域のみんなが活動をすることで「きらきら」の目になるように!という想いを込めて命名しています。

2020.8.28

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