「また、集える日まで」を支える「居間から百歳体操」

山形市社会福祉協議会 地域福祉課(山形県)

地域の介護予防・支えあいの場として住民が集まるサロンや通いの場を自粛せざるを得ない中、心身機能を維持できるかは大きな課題です。

山形市社会福祉協議会では独自に作成した介護予防体操「居間から100歳体操」を少しでも多くの皆さんにお届けできるよう、民生委員・児童委員、町内会長・自治推進委員、福祉協力員、高齢者関連機関にDVDの配布やデータの配信を行い、働きかけの協力を要請しました。また、ホームページやYouTubeで一般公開を行いました。

この取り組みに賛同する多くの方が広報に協力してくださり、これをきっかけにつながりをより強く、さらに新しいつながりが生まれる機会となっています。地区役員の方の「訪問の際に手軽に配布したい」との声から、体操を紹介するリーフレットを作成し個別訪問のきっかけにもなりました。介護保険事業所では多くの地域の方に届くようDVDを複写し、施設利用者が作成した手書きメッセージ入りケースに入れて、地域の役員と協働しながら配布してくださっています。その他、市のテイクアウト情報等と一緒に広報したり、さまざまなメディアにも取り上げられたことで、これまで関わりの薄かった世代への高齢者支援の理解にもつながっていると感じます。

また、みんなで笑いあえる日まで また、集える日まで
どうぞ心もからだも元気でいてください!きっと、笑顔でお会いしましょう

そんな思いがつながって、再開の折にはこれまでより一層、ひとと集えることの大切さ、支えあうことの大切さが実感できる山形市になっていくことでしょう。

                                 2020.6.18

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