「マスクづくり」「おもちゃ図書館の再開」~「ひらのスタイル」でつながり絶やさず~

男性ボランティアグループ「The男組」・おもちゃ図書館「にこっと」・大阪市平野区社会福祉協議会(大阪府)

新型コロナウィルス感染拡大後、大阪市平野区においても感染防止に配慮しつつ、これまでのつながりを絶やさないよう工夫を凝らしながらの活動が行われています。

男性ボランティアグループ「The男組」は、「たくさんの方にマスクを配りたい」という思いから、4月にオリジナルマスクづくりを行いました。材料もメンバーそれぞれで持ち寄り、「裁縫ははじめて」という声もあるなかで、メンバーが講師となり、ミシンや手縫いでオリジナルマスクづくりに励みました。作成に苦労していたメンバーも、完成すれば「いいものができた!」と笑顔がみられました。近所の方や子どもたちに配り、「マスクがなかったから助かった!」と感謝の言葉をうけて「さらにたくさんの方に配るぞ!」と意気込んでいるメンバーもいます。

平野区社会福祉協議会では、障がいのある子どもやその親の交流の場として月2回、「おもちゃ図書館にこっと」を土曜日に開催しています。ボランティアの安藤さんは、日ごろから『「にこっと」があるだけで、子どもや親は(つながれる)安心感がある。たとえ参加人数が少なくても、やることが大切」といい、緊急事態宣言発令中で交流の場が中止の間も親子とLINEで連絡を取り続け、声かけをしながら、3回中止しただけで6月には再開しました。障がいのある子どもとその親の気持ちに寄り添うボランティアの思いが、『行けばみんなと会えて安心できる「にこっと」』が、コロナの状況下でもつながり続けている原動力です。

このように「新しい生活様式」をすすめ「ひらのスタイルwith コロナ」の取り組みを、平野区社会福祉協議会は精一杯サポートしていきます。

2020.8.11

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