「協力員通信」で地域・福祉協力員・社協とのつながりを確認!

山形市社会福祉協議会(山形県)

山形市社会福祉協議会では、住民同士で支えあう地域づくりを目指す中で、福祉問題の早期発見・早期対応にあたる福祉協力員1,400名の皆さんに活動いただいています。

外出自粛が長引く中で、これまで同様の見守り・声がけ・訪問活動ができず、「こんな時だけど、何かできることはないかしら」「サロンに来ていた方に会えなくなって心配…」という声がありました。一方で、各地区での活動を電話で聞き取りすると、感染防止を第一に考え、「ゴミ捨てのついでに」「ウォーキングの時に」普段の生活の中でのちょっとした見守り活動を実践してくださっていることが分かりました。

市社協職員が地域に出向くこともままならない中、どのようにして福祉協力員の皆さんと思いを共有し、感染防止に努めながら、地域の中でのつながりが途切れないように活動していただけるのかを考え、4月下旬に『福祉協力員通信』を発行しました。加えて、311名の新任の方には、訪問の仕方や福祉活動についてまとめたDVDを配布しました。実践例を具体的に伝えられた事で、「コロナ禍で不安だが、通信を見て、活動が身近に感じた」「普段の生活の中でやってみようと思った」と力強いお言葉をいただきました。

緊急事態宣言が解除になり、少しずつ地域も動きだしています。「新しい生活様式を取り入れた地域福祉活動ガイドライン」を山形市社協独自に作成し、日常の生活の中で安心、安全につながり続ける福祉活動となるように進めています。

2020.7.15

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