「子どもステイボックス」で見守りを

一般社団法人「いくのもり」×大阪市生野区社会福祉協議会(大阪府)

長引く新型コロナウィルスの影響で、外出自粛が続く中、「子どもたちが少しでも自宅で楽しめるものはないだろうか?」「子育てに疲れている親御さんとつながれないだろうか?」そんな思いから、大阪市生野区でまちづくりを中心に活動している一般社団法人「いくのもり」さんが、生野区内のさまざまな企業に呼び掛けて、すべて寄付で「子どもステイボックス」を作成しました。寄付いただいたお菓子やおもちゃ、衛生用品などをたくさんのボランティアさんと一緒に箱詰めをした後は、社協のネットワークを活かして、地域福祉コーディネーターや民生委員・児童委員さんたちと一緒に訪問し、「元気ですか?」「しんどくありませんか?」「地域の会館にいつでも愚痴を言いに寄ってね」とつながり作り。お母さんからは、「久しぶりの刺激をもらって、箱を開けるときにワクワクしました。子どもも嬉しそう。ありがとうございます」とうれしいお返事がありました。

生野区は、NPOやボランティア、地域と連携を取りながら一つのことを一緒に活動を進めています。地域で一人にならないように。困ったときに「助けて」と言える地域を作っていこうとたくさんの方が、顔のつながる関係を大切にしています。

2020.8.28

 

この記事をシェアする

お問い合わせ先

お問い合わせ
本サイトは「赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン 居場所を失った人への緊急活動応援助成金」により作成したものです。