「手作りマスク」「社協屋外サロン」でつながろう!素敵な笑顔でいちコロナ

砥部町社会福祉協議会(愛媛県)

砥部町社会福祉協議会では、“今まで積み重ねてきた小地域福祉活動を途切れさせない”、“プラスの言葉と笑顔を地域に広げる”というミッションをもとに「手作りマスクの募集」や「社協屋外サロン」を始めました。

手作りマスクの募集にあたりボランティアの方への電話作戦、チラシ配布、ホームページやSNSへの投稿、ネットワークを生かした口コミ効果に期待したところ・・・その直後から、多くの手作りマスクと温かい声が届き、活動の輪がどんどん県内外に広がりました。その数は4,500枚をはるかに超え、地域の中では「助かるね」「嬉しいね」「ありがとう」の言葉が溢れていきました。

また、地域住民の声を待つだけでなく、声を聴くためにコロナ禍における緊急ニーズ調査(独居高齢者等への民生委員との訪問&地域懇談会)を行いました。調査から自粛生活や感染拡大に対し不安や孤独を感じている一方で、『地域の仲間と会いたい、集まりたい』という強い思いや昔ながらの向こう三軒両隣の地域の小さな支え合い活動が生まれていることが分かりました。社協として「その思いに応えたい!地域の皆さんとのつながりを保ちながら、皆さんと今を乗り越えたい!」という思いから、行政のコロナウイルス感染予防指針等をもとにボランティアの方と社協職員が協働して、社協会館の屋根のある屋外スペースを活用したサロン(毎週水曜日13時~16時)を始めました。

このサロンでは、普段地域に貸出している社協所有のかき氷機を使い、暑い日々を乗り切れるようにと、無料でかき氷を提供し、住民同士のつながりのきっかけづくりや生活相談を行っています。多くの方にお越しいただく日もあり、感染対策を徹底しながら交流しています。社協会館近くに住民が気軽に集まるサロンも少ないことから、今回の取り組みをきっかけに継続した居場所づくりも考えています。

砥部町社協では、地域住民からの『皆さんの小さな声かも知れないけど、大きな声として捉えて!』という言葉を今後も大切にしていきます。

2020.8.28

 

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