「50円募金」に込めた思い 子どもたちにお菓子を コロナで苦境の家庭へ

滋賀県社会福祉協議会(滋賀県)

滋賀県社会福祉協議会では、新型コロナウイルスの影響で暮らし向きが厳しくなった世帯の子どもに菓子代をと、7月1日から滋賀県民に寄付を呼び掛ける「コロナショック!滋賀の子ども緊急支援募金」を始めます。スーパーや事業所、保育園など目標600カ所に募金箱設置をお願いし、「一人の50円、140万県民つながれば7000万円」を目標に、協力を求めていきます。

コロナによる失業・減収世帯を対象とした生活福祉資金の緊急貸付(特例貸付)の申し込みが急増し、3月下旬から5月末までに資金を借りた3102世帯の3割に当たる857世帯に、中学生以下の子どもがいます。第1回のプレゼントは6月中旬に、これら約900世帯に基金などから1世帯3,000円の金券を贈りました。

さらに支援を続けるため、9月末まで募金箱を置き、10月には次のプレゼントをお贈りする予定です。口座振り込みによる寄付の受け付けやインターネット経由の募金(クラウドファンディング)も開始します。

コロナ不況の影響はまだ続きます。県民のあたたかなまなざしでささやかなプレゼントを届け、子どもたちのほほえみが増えていくことを願っています。

2020.7.6

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