きみのしらないかたの ザ★クイズラリー

交野市社会福祉協議会

コロナ禍で様々なイベントが中止となるなか、「外出するきっかけや子どもたちの思い出づくりとなるイベントで、親子・友だち同士での楽しい時間を過ごしてもらいたい!」とCSW(コミュニティソーシャルワーカー)合同会議での提案をきっかけに、交野市内の小中学生を対象とした非接触型のクイズラリーを企画しました。

市社協は、参加者が地図を片手に中学校圏域をまわり、知らなかった交野の魅力を発見することや、地域には多様な人々がともに暮らしていることを知る機会になればと考えました。クイズラリーの拠点には、保育・高齢・障がいなどの分野を越えて、交野市社会福祉施設地域貢献連絡会より20施設が協力してくださいました。各施設にクイズ看板を設置し、クイズの答えを組み合わせて1つの言葉をつくり、クリアすれば認定証と景品をGET!できるという仕組みです。この企画の実現のために、市社協は交野市内の全小中学校をまわり、イベントの説明やチラシの配布を依頼しました。学校の協力もあり、参加者は安心して参加できた様子でした。

活動を振り返って、市社協としては、子どもや付き添いの保護者が楽しんで参加してくださったことが何よりの宝です。このイベントが外出のきっかけづくりや親子・友だちとの関わりの大切さ、自分たちの知らない地域の魅力がたくさんあることを学ぶきっかけになったのではないかと思います。

子どもたちからは「楽しかった」「知らなかった交野を知った」「またやりたい!」「認定証をもらえてうれしかった」、また保護者からは「近所にある施設を知らなかったことに気づいた。参加してよかった」「子どもの(夏休みの)自由研究にしたい」などの嬉しいご感想が多く寄せられました。

実施後には、連携先の事業所等と振り返りを行い、来年度に向けた話し合いを重ねる予定です。今年度はコロナ禍のため非接触型での実施となりましたが、より「交野の魅力を知ってもらうには」という視点を持ち、それにはどんな工夫が必要なのか、ともに考えていきたいです。

そして、“あったらいいな”が形になるには、多くの人の想いがつながってこそだと思います。まずは、思い描いたアイデアを口に出してみること。それを聞いた誰かが「それイイね!」と同調してくれれば、新しい取り組みや出会いの扉が開きます。“つながり”はすぐそばにあるものだと思います。

2022年10月24日

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