ふたつのLINE開設で新たな「つながり」のかたちを

東海村社会福祉協議会(茨城県)

コロナ禍で、これまで地域の中で行われていたサロン活動や体操教室が自粛を余儀なくされ、ボランティア活動も制限される日々が続いています。また、相談支援体制の中で、特に力を入れていたひきこもりがちな方や生活に困難を抱えている人(世帯)に対するアウトリーチも十分に展開できなくなりました。そこで、東海村社会福祉協議会では、LINE公式アカウントを新たに2つ立ち上げ、新たなつながりづくりをスタートしました。

ひとつ目は、東海村ボランティア市民活動センター公式LINEです。主にボランティア活動をしている人・団体を対象に、それぞれのボランティア活動の紹介や募集情報を配信します。また、今回の九州地方を中心とする豪雨の災害ボランティア情報も配信しています。

ふたつ目は、東海村社協公式LINEで、主に相談に行きたくても行けない方やコロナ禍で不安な気持ちを抱えている方が、気軽に相談を寄せられるよう利用していただくものです。

ボランティア活動者も、活動ができないもやもやした気持ちを抱えた中で、ボランティア活動の動画やチラシを作成してLINEで情報発信することで、自分たちの活動の意味や価値を再確認することにつながったようで、大変好評の声をいただいています。

今年のお盆には、帰省すら叶わない状況になることも予想されます。そこで、8月には、「コロナ禍で会えない家族や友人とつながろう!LINEはじめて講座」を開催する予定で準備を進めています。その際の講師は就労を目指している若者や大学生などにお願いする予定です。

2020.7.22

 

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