みんなで集まれる日まで、情報提供で見守る・つながる

大阪市中央区社会福祉協議会(大阪府)

大阪市中央区社会福祉協議会では、新型コロナウイルス感染症により外出自粛が要請されるなかで、自宅で過ごす高齢者のニーズ把握と見守りを兼ねた情報提供をすすめました。

まずは、聞き取りによるニーズ調査を実施。日ごろから見守り活動を行ってくださる地域の方々に協力を依頼し、電話や訪問により自宅での過ごし方や今求めていることなどを聞き取っていただきました。その結果、「外出を控えているため、筋力が低下してきた」「コロナ対策の情報を知りたい」など200件を超える声が集まりました。

その声を参考に、コロナ対策の免疫力アップにもつながる「体操」「正しい手洗い」「栄養」の3つのテーマで3か月にわたり3回チラシを発行。チラシを手にする方に身近に感じていただけたらと、地域の方から集めたコロナ川柳を掲載したほか、区社協職員がモデルとなり体操や手洗いしている様子を掲載しました。日ごろ見守り活動をしていただいている地域の方々や老人会を通して配布していただいたところ、「チラシを配ることが見守り活動のきっかけになった」「人と電話で話す際の話のタネになった」「チラシをみながら毎日家で体操している」との感想が寄せられています。

今回のニーズ調査で集まった声は、日ごろから思っていることが表れていると感じています。その声を地域の中で共有しながら、どんなときでもつながりを絶やさないための取り組みをつなげていきます。

2020.7.22

大阪市中央区社会福祉協議会
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大阪の社会福祉
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