オンラインで地域福祉計画づくり

小樽市(北海道)

小樽市福祉部地域福祉課では、住み慣れた地域で自分らしく、市民一人ひとりが役割や生きがいをもって暮らすことのできる「地域共生社会」を目指すため、第1期小樽市地域福祉計画づくりをすすめています。当初は、市内12地区ごとに町内会館等で話し合う構想でしたが、コロナ禍で中止となり、「ここで後戻りをしたくない」との思いから、Zoomを活用したオンラインでのワークショップに挑戦することにしました。

7~8月開催のワークショップでは、「子ども・子育て」「防災」「観光」「相談窓口」のテーマ別と、市内を4地区に分けて開く地域別を企画(定員各30人)。参加者の募集を、地元新聞社や市の広報誌・ホームページ・SNS等で周知し、大学にも案内したところ、10歳代~70歳代までの申し込みがありました。

テーマ別の初回7月4日(土)は、「子ども・子育て ~子どもの居場所を考える~」をテーマに、大学生を含む24人の申込があり、参加者からは「事前に見ておく講師動画がとても興味深い内容だった」「グループワークが楽しかった」との感想が寄せられています。また、地域別の初回7月8日(水)には16人の申込があり、地域課題や対応について活発な議論が展開されました。担当する主幹の菊地英人さんは、「オンライン利用で若い世代の参加があり、また時間が足りないという声があがるほどの意見交換が行われています。コロナ禍にかかわらず、オンラインという手法を続けていく価値があると実感しています」と話します。

詳細:
https://www.city.otaru.lg.jp/simin/korei/tiikihukusi/chiikifukushikeikaku.data/workshopchirasi.pdf

2020年11月13日

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