ボランティア交流研究集会 ~6市町村で「こころつながる」~

諏訪圏域6市町村(長野県)

諏訪圏域6市町村では例年、市民活動・ボランティア活動を行っている方が一堂に会し、活動に関する学びを深めるとともに、ボランティア同士の情報交換、交流を広げる場として、ボランティア交流研究集会を開催しています。コロナ禍の今年度は、「未来につなげるボランティアの思い ~こころつながる~」をテーマに、コロナ禍での活動者同士のつながりや、ボランティア活動の活性化を目的とし、関係者が集う6市町村それぞれの会場をオンライン(Zoom)で繋ぐ、「集う」と「オンラインで繋がる」のハイブリッドで開催しました。

【講演会】「新型コロナウイルスと私たちの生活」
正しいコロナの知識を学び、コロナ禍でもできる活動の可能性を考えるきっかけにするため、ワクチン接種の生活やコロナ禍でもできるボランティア活動について医師よりお話いただきました。

【キャップアートのお披露目】6市町村で「こころつながる」
キャップアートは、ペットボトルキャップを使い、絵を作成するものです。コロナ禍で集まることが難しく、ボランティア活動が思うようにできない状況が続いている中、ボランティア活動者が主体的に行える内容として、キャップアートの製作を行いました。

キャップアート「心ツナガル」には、そのような状況でも人と人、地域のつながりを絶やさぬよう、こころのつながりを大切にしていきたいという思いが込められています。使用したパネルは180枚、ペットボトルキャップは2,880個。それらを6市町村で分け、ボランティア活動者等が力を合わせ1つの作品を作り上げました。交流研究集会では、6市町村のキャップアート製作過程から完成までの動画を視聴しました。

参加者からは、各会場をオンライン(Zoom)でつなぐハイブリッド開催は、コロナ禍において良い方法であったとの声がある一方で、例年通り一堂に会しての開催を望む声もありました。医師による講演については、「コロナ禍で気を付けるポイントを学べた。今後の活動に活かしたい」等の感想がありました。また、キャップアートについては、「完成が楽しみだった。6市町村が連携し、みんなで力を合わせることで、ひとつの作品を作り上げる楽しさを感じられた。」等の感想がありました。人と人とのつながりや、一緒に活動する仲間がいることの喜びを再認識する機会となりました。

キャップアートは茅野市をスタートとし、可能な範囲で各市町村社協や施設等で一定期間の展示を行っています。

2022.2.10

≪ボランティア交流研究集会の様子≫

≪キャップアート製作風景≫

≪キャップアート展示≫

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