交流を止めるな!~コロナ禍での新たなチャレンジ!!~

穴水町内社会福祉法人連絡会(石川県)

穴水町内社会福祉法人連絡会(会員6法人)では、これまで取り組みの1つに、認定こども園に地域の一人暮らし高齢者を招待する、送迎付き交流・会食会を行っていました。この取り組みは、新型コロナウイルス感染症の影響により暫く中止していましたが、この状況下でもできる方法を協議し再開することとなりました。

【法人間でオンライン交流を試行しました】
お試しに、認定こども園と養護老人ホームを町社協がオンラインで接続。カメラや音響などの確認を行いながら、園児のお遊戯、園児とお年寄りによる画面越しの「にらめっこ」をして交流。100歳のお年寄りと5歳の園児が一緒に手遊びをする姿に感激しました。園児からも「おばあちゃん元気そうやった。お話できてうれしかった」との声が聞かれました。養護老人ホームの利用者さんは、家族との面会が制限されている状況で、この日の交流を本当に喜ばれたそうです。

認定こども園と養護老人ホームとオンライン交流画面越しに「にらめっこ」をして大笑い

【一緒に七夕行事を楽しみました】
民生委員児童委員の呼びかけで、地域の一人暮らし高齢者が集まった会場と認定こども園をオンラインでつなぎ、認定こども園の季節行事「七夕の集い」にご招待しました。高齢者が集まる会場への送迎は、別の法人である障害者施設の職員が担当しました。また、認定こども園の給食をお弁当に仕立てて、高齢者が集まる会場にお届けし、園児と同じ昼食をいただきました。オンラインを通して、食事の様子を見たり会話をしたりして、「いつもひとりで食べているので今日はおいしく食べられました」と満面の笑顔。

「80歳を過ぎてこども園の行事が見られるとは思ってもなかった」とうれしそう

最初はうまくいくか心配しましたが、オンライン交流は今後の1つの方法になると確信しました。連絡会の6法人でさらに話し合って継続していきます。

2021.8.3

 

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