介護予防サポーターによる「わくわくネットワークだより」

綾川町役場健康福祉課 綾川町地域包括支援センター(香川県)

うどん県にあります「さぬきうどん発祥の地」綾川町では、介護予防サポーターが自身や家族、地域の人の介護予防のため、主に4つの班に分かれて活動を行ってきました。高齢者の外出しやすいマップづくりや認知症啓発の紙芝居作成等を行う「資源マップ班」、月2回会場を用意し、ほっと一息つけるよう小物づくりやレクリエーション、打ち込みうどんのお接待などを行う「いっぷく広場班」、自宅や施設に訪問しお話をお聴きする「お話ボランティア班」、転倒予防のための知識や体操等を普及啓発する「転倒予防班」です。

平成18年から養成を始めた介護予防サポーターも、現在では約500名の方が登録されています。もちろん活動に参加できる人も、諸事情で活動を休んでいる人もいますが、同じように仲間の状況や介護予防に関する新しい情報をお伝えできるよう、機関紙「わくわくネットワークだより」を作成する編集チームが、記事の作成、発行を行っています。

今年度、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、介護予防サポーターのすべての活動が一旦休止し、感染予防対策を取りながら徐々に再開しはじめています。編集チームも編集会議を再開し、サポーター同士、顔を合わせることはできないけどネットワークだよりを通じて情報を発信できたらいいなと皆で話し合い、第40号の発行をいたしました。

人と会って、話ができるという当たり前が当たり前でなくなった世界的なウイルスの脅威。ひとりでいると不安、誰かと話ができると安心する。そんな言葉を耳にします。機関紙を通じて、自宅でも誰かと話しているような、仲間の思いに触れられるような、そんな記事を今後もつくっていきたいと思います。

2021.2.22

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