会話や声のトーンでその人の暮らしを推し量る

民生委員 明石雅世さん(愛知県)

明石雅世さんは、名古屋市東区葵学区石神本町で民生委員を務めています。石神本町には、一人暮らしの65歳以上の方が20人、高齢者のみ世帯が3世帯住んでいますが、緊急事態宣言の発令から訪問を自粛するよう通達を受け、顔を合わせて話をする機会がなくなってしまいました。

明石さんは、ポストに手紙を投函して訪問できない旨を伝えましたが、「それだけでは心配」と電話をかけて、心配ごとなどを聞き取りました。すると、一人暮らしの方からは、外出制限が出るなかでの工夫した暮らしを教えてもらったり、顔が見えなくても声のトーンでその人の暮らしを推し量ることができたと言います。

新型コロナウイルスに関する詐欺のニュースを耳にするたび、町内の対象者が被害に遭わないかという不安がある、と明石さん。そこで、ニュースレターを作成して、配布しています。「デザインを工夫し、多くの人の目に留まるように」と意気込みを語ってくれました。

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