地域のチカラで子どもたちを支えよう!お弁当販売の取り組みについて

松江市社会福祉協議会(島根県)

松江市社会福祉協議会では、昨年から子どもを対象とした居場所づくりを検討していますが、新型コロナウイルス感染症の影響で大勢の人が集まる活動は困難な状況にあります。こうした中で地域の中学校の先生に相談をしたところ、子どもたちに対する「食」の支援が求められていること、給食が休みとなる長期休業中はその必要性がより高まるということが分かりました。そこで、松江市の中心部に位置する朝日・白潟・雑賀地区の中学生を対象に夏休みの期間を利用してお弁当の販売を行うことにしました。

地元企業や飲食店の協力により、栄養・ボリュームたっぷりのお弁当を1個100円という非常に安い価格で販売することができました。6日間の日程で延べ34人の方のご利用があり、「ボリュームがあってとてもおいしかった」「とても美味しい心のこもったお弁当をありがとう」という好評をいただきました。

今回の活動における関係者の皆さんは子どもたちと直接顔を合わせる機会はありませんでしたが、「コロナ禍を元気に乗り切ってほしいという」温かい気持ち(=エール)がお弁当を通じて子どもたちにもきっと伝わったと思います。

2020.10.12

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