外出自粛でもつながりは失わない~『新しい「ツナガリ」プロジェクト』を開始

阪南市社会福祉協議会(大阪府)

阪南市社会福祉協議会では、外出自粛が長期化するなか、高齢者等が孤立しつながりを失わないよう、『新しい「ツナガリ」プロジェクト』を開始しました。

 その第一弾として、2020年4月末には、市の災害時要援護者登録「くらしの安心ダイヤル事業」に登録されている1416人(ひとり暮らし高齢者など)を対象に、「つながりニュースレター」を作成して送付しました。

ニュースレターには、家でできる体操の手引きやテイクアウトのお店リストなど、役立つ情報が掲載されています。また、ニュースレターには往復はがきを同封しました。家にこもる生活の中で気持ちが落ち込んでいないか、体調の変化、外出頻度、などをお聞きし、自粛下の高齢者等の実態を把握します。「コロナ撃退ユニーク川柳」も募集し、家からでも“参加”できる企画もあります。ニュースレターの封入作業はコロナで減収している障がい者授産施設に依頼。皆さんが張り切って作業してくれました。

市内で高齢者宅の訪問や地域の清掃イベント等で活躍している「子ども福祉委員」からも、「お手紙で元気づけてあげたい!」などのアイデアも出ており、接触せずにつながり続ける新たなツナガリの形が生まれつつあります。

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