宅食便で生活が苦しい子育て世帯を支援

三股町社会福祉協議会(宮崎県)

三股町社会福祉協議会では、2008年から、町内の社会福祉法人、ボランティア、社協等が連携し、生計が苦しい子育て世帯に無料で食品を届ける「みまたん宅食どうぞ便」をスタート。米や野菜、みそなど、農家から譲り受けたり企業等からの寄付により集まった食品をスマートフォンやパソコンで登録した家庭に毎月1回、10食分を届け、利用者とは無料通信アプリLINE(ライン)でやりとりしています。窓口に行ったり書類を書いたりする必要はなく、スマートフォンから簡単に申し込みができるので、子育て中の年代の人たちにも利用しやすい仕組みになっています。

 新型コロナウィルス感染拡大により、子ども食堂も活動がしづらい中、戸別配達の強みを生かし、食品を届けるボランティアの衛生管理を徹底して活動を続けています。学校の休校が始まった3月上旬は、給食センターから譲り受けた野菜を配りました。

配達の際には、感染拡大による暮らしへの影響なども聞き取りしており、子どもの様子の変化や支援の必要性に早めに気づくことができます。

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