専門学校生とともに取り組む「外出自粛高齢者・障がい者等見守り支援事業」

中央ITビジネス専門学校学生有志(大阪府大阪市東住吉区)

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、多くの地域活動が休止となる中、高齢者等の多くが閉じこもりがちになっている点を懸念し、地域の見守り団体と大阪市東住吉区社会福祉協議会が取り組む、「外出自粛高齢者・障がい者等見守り支援事業」の実施に伴う、配布物品作成について、中央ITビジネス専門学校学生有志の協力をいただきました。

同校は従来から福祉教育に熱心で、今年度も「あいサポート研修」「ボランティア活動理解」等を開催。今回の活動も、区社協職員が講座の打ち合わせに伺った際に、「外出自粛高齢者・障がい者等見守り支援事業」に地域の方が取り組まれていることをお話ししたところ、協力の申し出があり実現しました。

現在のコロナ禍において、東住吉区で取り組まれている住民主体の見守り活動について、区社協職員から説明のうえ、訪問時の配布物品として「熱中症予防」「相談機関連絡先」等の啓発チラシ、登録ボランティア作成「折り紙の折り方」のチラシと、個包装不織布マスクと折り紙を同封した配布物を1000部程度作成していただきました。

参加した約15人の学生からは、「疲れたけど、やって楽しかった」などの声があり、やりがいを感じていることが伝わってきました。担当の後藤将治先生からは「学生には社会人になるにあたって、福祉に関心を持ち、多様な体験をしてほしい」とのお話もありました。区社協では、引き続き学生向けにボランティア活動や地域福祉活動への関心を持っていただくよう、情報発信やプログラムの提案をしていきたいと考えています。

2020.8.28

 

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