毎日の暮らしに「ちょい足し」するだけ…手軽に健康づくりを!「あさひあったか通信」

大阪市旭区社会福祉協議会(大阪府)

大阪市旭区社会福祉協議会では、これまで「あさひあったか通信」を通じて、食事サービスやふれあい喫茶など、地域の集いの場の情報を紹介してきました。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大防止の影響で、多くの集いの場が中止となり、高齢者の外出機会が減り、自宅で過ごす時間が増えました。そこで、「集いの場が再開した際に元気に参加してほしい」「自粛生活中も地域とのつながりを感じてほしい」という思いを込めて、自宅での健康づくりに関する情報「あさひあったか通信 増刊号 VOL.1 栄養について」を作成しました。

作成には、普段から高齢者と関わりがある地域包括支援センターやブランチ、福祉施設の管理栄養士と協力し、生活に欠かせない「食」、感染予防の免疫力向上にも大切な「食」、「いつもの食生活に『ちょい足し』して、手軽に健康づくり」をテーマとし、高齢者だけでなく多世代に興味を持ってもらえるように意識しました。

その一方で、地域の集いの場や直接顔を合わせる機会が制限されているなか、より多くの方に手に取ってもらう方法が課題でした。そこで、暮らしに欠かせない場所(銀行や郵便局、スーパー、コンビニなど)にお声かけしたところ、多くが活動趣旨にご理解いただき、設置に協力いただきました。「高齢のお客様で対応に困ることがある」と、相談していただくこともあり、企業や施設と地域がつながりを築く足がかりにもなると感じています。

今後もVOL.2、3と、いろいろな分野の「ちょい足し」をして手軽に健康づくりができる、そんな豆知識を発信していきます。

2020.8.11

この記事をシェアする

お問い合わせ先

お問い合わせ
本サイトは「赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン 居場所を失った人への緊急活動応援助成金」により作成したものです。