男性シニアボランティアグループからこども食堂へ手づくり野菜を提供中!

大阪市鶴見区シニアボランティア アグリ(大阪府)

平成29年、大阪市鶴見区社会福祉協議会は、男性シニアの社会参加を目的とした協同菜園ボランティアの講座を地元農家の方やJA大阪市の協力で開催しました。そして平成30年、自主グループ「鶴見区シニアボランティア アグリ」(以下、アグリ)が誕生しました。現在は、区内に住む男性16名(平均年齢75歳)が当番制で水やり等の活動を行い、週1回は畑でミーティングをしながら野菜づくりの協同作業をしています。

アグリの活動で作られた野菜はこども食堂へ提供しています。「こども達に食べてもらう野菜だから」と、ボランティア活動振興基金で防虫ネットや支柱等を購入し、無農薬の野菜づくりを心がけています。

屋外活動ということで、アグリは今年も4月から夏野菜の栽培を続けてきました。緊急事態宣言

解除後、新型コロナ感染症予防対策を取って再開したこども食堂が2団体あったので、アグリも野菜の提供を再開しました。こども食堂のスタッフからは、「いつもおいしい野菜をありがとうございます!」と嬉しい言葉が寄せられています。

鶴見区社協も畑へ行き、新型コロナ感染症と熱中症予防対策として、「マスクは適宜外し、声をかけ合って水分補給してくださいね」と、お伝えしています。

コロナ禍ではありますが、アグリの皆さんと「こども食堂」の運営スタッフ・参加する子どもさん達は、野菜を通じて‘つながり’を維持しておられます。身体に気をつけて、これからも元気に活動していただければと思っています。

2020.8.28 

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