相互の近況報告をおたよりで配達

太子町高齢者介護家族のつどい(大阪府)

介護家族が、介護の相談、情報交換を行い、つながり合う介護家族のつどい。太子町高齢者介護家族のつどいでは、新型コロナウイルスの感染拡大予防の観点から、月1回の集まりが実施できなくなりました。毎回10人ほどが集まっていましたが、つどいの中止をお知らせすると、「情報交換をしたい」「集まれないのが残念」という声が聞かれました。

 つどいでは、1回でも参加をしたことがある28世帯には、開催案内のチラシのほかに、独自のおたよりを作成、届けています。従来は、つどい参加者に短冊にメッセージを書いてもらい、掲載していました。それができなくなったので、世話役の佐藤貞良さんから、この間参加された15人の方々に電話で近況報告のお願いをし、11人の方々からファックス等で返事があったのでそれを掲載し、28世帯に届けました。この取り組みは毎月続けるそうです。

 おたよりを届けているお宅には、ご本人が亡くなり、介護が終了した人もいます。「本人が亡くなり1年、気持ちも落ち込んでいたけれど、こうしたつながりがうれしい」という電話もあるそうです。

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