西宮で学生も地域もともに元気に~学生応援プロジェクト“繋がり隊”~

西宮市内大学の学生×生活協同組合コープこうべ×西宮市社協(兵庫県)

コロナ禍での学生生活について、生活協同組合コープこうべと西宮市社会福祉協議会が関西学院大学や学生寮にヒアリングにお伺いし、大学職員から「なかなか学生の生活面での支援ができていない」、また学生から「こんな学生生活を送るはずじゃなかった」「このまま卒業してしまうのか」といった切実な話を聞かせていただきました。

その後、コープと社協で学生を応援するプロジェクトの立ち上げを考えていましたが、話し合いを重ねる中で、「今回の取り組みを通して学生に力をつけてもらうこと」を目標にすることになり、ヒアリングに伺った寮生を中心にプロジェクトの企画メンバーを募ったところ、30名を超える学生が集まりました。

そして、2020年8月、学生×コープ×社協が集まり、学生応援プロジェクト“繋がり隊”の活動がスタートしました。最初は、「学生が今どんな活動をしたいか」自由にアイデアを出し合い、企画を考えました。

2020年10月には、コープこうべのハート基金(災害救援支援基金)からお米や缶詰などの提供を受け関西学院大学で食材提供会を、11月にはオンラインクッキングを実施しました。食材提供会では約600名の学生に食材をお渡しし、アンケートでは学生から継続的な支援を求める声が上がりました。

現在は、学生に対する支援活動の企画を続けながら、市内の子ども食堂の活動応援など、「学生が地域の中で何ができるか」を考え、学生自らが応援する活動へと展開しています。

活動を通して、繋がり隊のメンバーは、「これまでなかった地域の方とのつながりが楽しい」「この活動があるから学生生活を頑張れる」と話しています。コロナウイルスで大変なことも多くありますが、この大変さが無ければ出会えなかった学生たちと一緒に、地域も学生も元気になれる“繋がり隊”の活動を、社協&コープで応援しながら続けていきます。

2021.3.8

学生応援プロジェクト「つながり隊」
公式Instagram  @tsunagaritai_pjt_koho

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