離れていても楽しみを届ける!リモートボランティア

高知市社会福祉協議会(高知県)

新型コロナウイルス感染予防のため、今まで高齢者施設でボランティアをされていたみなさんが施設内での活動が出来なくなり、活躍の場が少なくなったことをうけ、リモートでのボランティア活動を企画しました。これは、デイサービスの利用者さんに、一芸のあるボランティアさんをリモートでおつなぎしてレクリエーションを行うという新しい取り組みです。

今回は、「やいろ会・やまびこ会」の皆さんに三味線、尺八などの演奏に合わせて、歌と踊りを披露していただき、デイサービスの利用者の皆さんには画面を通して一緒に踊っていただきました。また、別の高齢者施設では新型コロナウイルスの影響で活動を休止していた紙芝居ボランティアの方に、リモートで紙芝居の読み聞かせをしていただきました。

ボランティアさんからは「練習はしていたけど、この1年披露する場所がなく寂しかった。皆さんに喜んでいただけてうれしかった」との声が聞かれ、利用者さんからは「知っている歌と踊りで自然と体が動いた。久しぶりににぎやかにできて楽しかった。またやってほしい」「久しぶりに紙芝居のボランティアさんに会えてうれしい。母親に読んでもらった紙芝居を思い出した」などの声を頂きました。施設の職員さんからは「リモートでも現場に来てくれているように楽しむことができた。たくさんの利用者さんに楽しんでほしい」との感想を頂きました。

高知市社会福祉協議会では、コロナ禍でも、ボランティアさんの活躍の場が生まれるように、今後もつながりを絶やさない取り組みを進めていきたいと考えています。

2021.6.2

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