~つながりを絶やさないために~ お元気ですかの気持ちを伝える「にこにこ元気パック」活動

大阪市天王寺区社会福祉協議会(大阪府)

新型コロナウイルスで外出自粛の中、地域の活動が休止され、地域の活動者とそこを居場所に集っている方々、そして区社会福祉協議会のワーカーとのつながりが薄れてしまうことが心配されはじめました。そこで、大阪市天王寺区社協ではまず、地域住民と区社協をつなぐニュースレター「つながり通信」を発行。社協のトピックや介護予防に役立つ体操、地域活動の様子を紙面にしてお届けすることを始めました。ちょうど同時期に企業からの寄付物品をいただくことが重なり、「それを一緒に届けて元気になってもらおう!」「せっかくなので、簡単にお家でできる体操のリーフレットもつくろう!」「警察からはコロナに関する給付金詐欺の情報ももらい、一緒に届けよう!」と考えました。これをひとまとめにしてお届けする「にこにこ元気パック」活動として、地域ボランティアに呼びかけ、日ごろ見守りをしている対象者や地域の活動に集っている皆さんに届けていただきました。

社協×企業×地域が協働したこの活動を、コロナ禍の間、つながるツールとして続けたいと考えています。

また、現在「コロナ禍におけるくらしのアンケート」を作成。外出自粛期間中の過ごし方・感じたことなどの調査を実施。寄せられた声には「元気パックのおかげで地域の高齢者の自宅に伺うきっかけになり良かった」「地域で活動が再開されて、外出する機会があって嬉しい」など、つながりの大切さを実感しています。今後は集まったご意見を受け止めて、地域へ発信し、それを緩和できる活動につなげていきます!

2020.8.28

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