緊急小口資金貸付から見えた課題に対して ~「フードドライブ」「よどがわスマイル写真コンテスト」~

大阪市淀川区社会福祉協議会(大阪府)

大阪市淀川区社会福祉協議会では、令和2年3月25日より、緊急小口資金貸付及び総合支援資金貸付の申請窓口業務を行う中、困窮世帯への緊急支援の必要性を感じ、心身両面からの支援について2つの取り組みを行うことにしました。

1つ目は「えがおをふやそう。~もったいないがありがとうに~」を合言葉にした「フードドライブ」の活動です。常温で保存できる食料(インスタント食品・缶詰・お米・レトルト食品など)及び賞味期限が記載されているもの(賞味期限3か月以上)、未開封のもの・包装の破れなど破損がないものを一般家庭や企業から寄贈を受け、食料支援を必要としている個人や団体に届けます。

2つ目は「よどがわスマイル写真コンテスト」です。新型コロナ感染症により、日本全体が元気を失っている中で「コロナに負けない!」を合言葉に写真を見た人が思わず笑顔になる作品、元気になる作品を募集しています。8月下旬以降にホームページやfacebookなどで入賞作品を公開させていただくとともに、淀川区社会福祉協議会のボランティア室等に今年度展示します。

【応募条件】
・区内在住、または在勤の方
・プロ、アマは問いません
・スマートフォンやデジタルカメラ等で撮影したデジタル作品
(1作品5MB以内のJPEGデータ)
・著作権や商標権、肖像権を侵害しない未発表作品を一人1作品まで。

「フードドライブ」の活動は、区内企業2社、介護事業者1社、生協、スーパー、個人の方などから賛同いただいています。寄贈を受けた方からは「こういう制度があることを知らなかった」「助かりました」「生活保護受給を考えたが、やめました」「子供が喜びます」等、後日お礼に来られた方もあり、食糧支援を行うことで、自立支援の幅を広げるきっかけになりました。

写真コンテストには10数名応募(2020年7月27日現在)があり、明るい話題を提供することにより、自粛等の漠然とした不安感を解消して生活への活力を取り戻すことにつながればと思います。

2020.7.31

「よどがわスマイル写真コンテスト」

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