オンラインサロンpart1(事業報告)

2021年09月01日

テーマ:新型コロナウィルス感染拡大下におけるICTを活用した
地域のつながりづくり
2020年8月5日(水)18:00~19:30
参加者138人(社協、NPO・ボランティア団体、福祉施設、行政等)

Withコロナボランティアの心得に!
オンライン講座開講~手洗い・消毒・換気・ハンドケア~
神戸市兵庫区社会福祉協議会(兵庫県)

神戸市兵庫区社会福祉協議会では、2020年6月からオンラインでグループ向け手洗い・消毒・換気・ハンドケア講座(全4回)を開講しました。これは、地域でボランティア活動をする団体に向け、新型コロナウィルス感染症を予防する公衆衛生について学んでもらうことで不安要素を解消し、安心・安全な活動再開を促すことを目的とするものです。講座は、大学や企業に講師を依頼し、受講者が指定期間中に視聴できるYouTube配信や、事前に受講者からの質問に各講師がラジオ番組のようにやりとりしながら楽しく回答する「オンラインライブ質問会(YouTubeライブ)」など、感染防止の観点からさまざまなICTツールを活用しています。

〇神戸市兵庫区社協では、広報強化・業務の効率化を目的に、5年前から業務にICTツールを導入。「Facebook有料広告」や「Googleフォーム」(無料)、「すまっぽん!」(月額300円)等を活用。
〇オンラインの契約はクレジットカードが必要であることが多いため、法人のクレジットカードを導入。

オンラインを活用した子どもの学びの場づくり
子どもの学習支援ボランティア「てごほ~む」(島根県出雲市)

「てごほ~む」は、島根県出雲市にある島根大学医学部の学生が中心となり、中学生・高校生向けの無料の学習支援ボランティア活動を2019年12月から行っています。

月1回の対面での活動をしていましたが、コロナ禍の2020年3月後半からは週1回、Zoomを活用した「オンライン自学室」の開催に挑戦。途中に対面型のゲームプログラムを導入し、直接相対してのやりとりが苦手な子どもも、画面を通じたコミュニケーションでは学びがスムーズに進みました。子どもごとに個別に部屋を設けることもできます。他県の子どもも参加するなど、地域を限定しない学びにもつながっています。

〇オンラインでは、休憩時にみんなでゲームにも挑戦!オンラインのメリットを紹介。
・画面をOFFにして顔を出さなくてもいいので、対面や集団が苦手な子でも参加しやすい。
・Zoomのブレイクアウトルーム機能を活用し、個室をいくつも作れるので個別対応ができる。半面、オンラインでは基本的に一人の子どもと   しか関われないので、終わった後にスタッフミーティングを開き、共有することを大事に。
・地理的な制約がないため、他県からの参加が可能。

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本サイトは「赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン 居場所を失った人への緊急活動応援助成金」により作成したものです。