オンラインサロンpart2(事業報告)

2021年09月01日

テーマ:新型コロナウィルス感染拡大下におけるICTを活用したつながりづくり
2020年10月13日(火)18:00~19:45
参加者129人(社協、NPO・ボランティア団体、福祉施設、行政等)

 

社協LINE公式アカウント開設を通じた新たなつながりづくり
東海村社会福祉協議会(茨城県)

東海村社会福祉協議会では、これまでのつながりを大切にし、新たなつながりのかたちを構築するツールとして、「村社協」と「村ボランティア市民活動センター」の2つのLINE公式アカウントを開設しました。前者は、若年層のひきこもりがちな人や相談に行きたくてもいけない人等に気軽に利用してもらう相談ツールとして、後者は活動者向けに、ボランティア活動の紹介や募集、災害ボランティア情報、助成金情報などを配信しています。また、若い世代にボランティアを呼びかけ「LINEはじめて講座」を開催したところ、地域の60~80代26人の参加があり、「ぜひサロンで出前講座を開いてほしい」という声を受けて取り組む予定です。

〇コロナ禍において社協として地域住民のために何をするべきかを係長以上の会議で共有し、「新型コロナウィルス感染予防対策期間における東海村社協の職員行動指針」を作成。
〇LINE相談は、担当者一人に負担がかからないように、開所時間に社協内でチームを組み対応。対面での相談につなげることを想定。

 

地縁をつなぐシニア支援型オンラインサロンサービス
UDワーク(茨城県つくば市)

UDワークでは、コロナ禍で外出しづらくなり孤立しがちな高齢者のために、ICTを用いた社会参加を応援しています。これまで対面で行っていた講座や集まりを、オンライン形式で開催するサポートを開始する一方で、Zoomやスマホの体験会、歌や体操などを楽しむオンラインサロンを実施しています。受講者にはオプションでタブレットのレンタルが可能。つくば市社会福祉協議会と連携して、ふれあいサロンのオンライン運営にも近隣の大学生とともに挑戦中です。高齢者のオンライン活用では、つながりのある仲間とLINEのビデオ通話から取り組むなど、あくまでもコミュニケーションツールとして活用していく視点が大切です。

〇高齢者からの「タブレットやパソコン、スマートフォンはあるけど何ができるの?」に答える気軽なメニューを紹介しよう!(Youtubeを見る・LINEを学ぶ等)
〇はじめてのオンラインのサポート時には、高齢者が操作でつまずく「Zoomの入り方」と「マイクやビデオの設定・画面共有の仕方」を丁寧に説明する。
◯「オンラインリハビリ」で、ステイホームでも健康習慣作りをお手伝いする。
◯「オンラインステーション」で、地域活動をオンライン化するお手伝いをする(団体専用サイトを作成・オンライン化の相談サポート・オンライン交流センターへの参加)

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本サイトは「赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン 居場所を失った人への緊急活動応援助成金」により作成したものです。