「つなしょ」でのおすそ分けで、つながりづくり!

小幡緑地冒険遊び場の会(愛知県名古屋市)

名古屋市の「小幡緑地冒険遊び場の会」は、大人も子どももつながれるコミュニティスペースの「つなしょ」を運営しています。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、さまざまな方から食材を提供していただき、無償のおすそ分けの会を開始しました。感染対策として、配布時には制限時間を設けたり、番号札を配布して順番を守るように促したり、試行錯誤しながら活動しました。

また、「おすそ分けの会に来た子どもたちが、他の人を幸せにしてほしい」「優しい気持ちを育てたい」という思いから、「お元気ですかセット」のしくみを始めました。これは、コロナの影響で会えなくなってしまった大切な人へ、「お元気ですか」の気持ちを込めて食材とメッセージを届けるものです。返信用はがきも同封して、送る人と受け取る人の心をつなぎ、お互いに励まし合いました。

さらに、赤い羽根の助成金でマスクの材料を購入し、老人ホームへ製作を依頼しました。完成したマスクは地域の子どもたちに配布しました。作成した方の「力になりたい!」という思いが込められたメッセージ付きで、高齢者が子どもたちを応援できる機会を作りました。

つなしょの活動は、子どもたちが福祉に興味を持ち、自分を成長させる場でもあります。次の世代が育っていく姿を見ると、活動をしていて良かったなぁと思います。

2020.7.13

<つなしょの特徴>
・『自分で考え、自由に遊ぶ』を大切に活動している
・駄菓子屋兼コミュニティ喫茶で、カフェのようなスペース
・つなしょには人と人がつながれる場所という意味が込められている
・セカンドハーベスト名古屋や個人の方などからの食材の寄贈
・助成金の使途は消毒液や配送料等
・高校生スタッフもいる

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本サイトは「赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン 居場所を失った人への緊急活動応援助成金」により作成したものです。