コロナ禍のなか3密を避けながら活動できる「農園プロジェクト」がスタート

にこにこオレンジカフェいわくら倶楽部(京都府京都市)

 

【活動の内容】
京都市左京区にある「にこにこオレンジカフェいわくら倶楽部」では、コロナ禍により、これまで週2回程度開催していた認知症カフェを自粛し、3密を避けながらフレイル対策や交流の機会を作る活動を考え「農園プロジェクト」をスタートしました。認知症の方だけでなく、就労支援やデイケア(精神)などを利用する高齢者にもお声かけしました。毎週土曜日に畑へ集まっていただき、各自のペースで楽しみながら農作業に取り組んでいます。

【活動の効果】
農園プロジェクトは、近所の学生や児童館とも共同しながら活動しています。農園が地域のさまざまな人たちの交流拠点となり、認知症への理解を広げられることを期待しています。いわくら農園倶楽部では、左京区社会福祉協議会からご紹介いただいた、子ども食堂「京都Tera.Coya」さんへ収穫した野菜をお届けし、お弁当などの形で使っていただいています。認知症対策の取組の一つとして行う、いわくら農園倶楽部の活動ですが、そこで実際に育った野菜が市内の子どもたちの食の応援にもつながっています。

またプチ・マルシェとして児童館にてお迎えに来たママさんたちに、安価で夏野菜の販売をしており、当事者の方が店員として活躍されています。晩秋には、子どもたちと芋掘り体験・ホカホカの焼き芋の無償提供を企画しています。

今後、プランターでいちごを育て、高齢者施設や障害者支援施設などでの「出張型いちご狩り」ができないか検討中です。

2020.7.30

活動動画を作成したので、是非、見てください!!
https://www.sankokai.jp/news/care/kohrei_sup_info/1660.html

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