元気いっぱいのまちに!「ほんじょうつながりプロジェクト」

本庄市社会福祉協議会(埼玉県)

本庄市社会福祉協議会では、誰もがいきいきと安心して暮らせるまちづくりを目指し、つながりづくりを進めてきましたが、新型コロナウイルス感染症は、当協議会の活動にも大きな影響を及ぼしています。しかし、こうした状況は、誰かとつながっていること、誰かを支えたり、誰かに支えられたりしていることの大切さを改めて私たちに気づかせてくれました。

私たちは、“社協として今、何ができるか”を考えて「新型コロナウイルス対策応援金」の募集を始めました。現在も、大勢の市民や企業・団体等のみなさまから「コロナで大変な思いをしている人のために使って欲しい」と、たくさんのご寄付が寄せられています。

令和2年度は、その寄付金を活用して「ほんじょうつながりプロジェクト」を実施、①ほんじょうOBENTOプロジェクト~おうちでごはん~、②フードバンク事業、③携帯用手指消毒剤の配布、④応援メッセージの募集、⑤クリスマスケーキ配布事業の5つを実施しました。いくつかの事業は、テレビや新聞等でも大きく取り上げていただき、市内外から反響がありました。

特に、子育て世帯への支援については反響が大きく「ほんじょうOBENTOプロジェクト~おうちでごはん~」は、多数の方にご応募いただき、市内飲食店でつくった昼食弁当520食を146世帯に無料で配付しました。また、「クリスマスケーキ配布事業」では、市内のケーキ屋さんでつくったクリスマスケーキ350個を、1世帯につき1ホールを無料で配布しました。この2つの事業は、休業や失業等で減収となった子育て世帯等を対象に「大変な毎日を過ごされている多くの親子を笑顔にしたい」「経済的・精神的負担を少しでも軽減して欲しい」という思いを込めて実施したものです。

実施したすべての事業が、「地域の支え合い」により実現できたものだと感じています。みなさまの温かいお気持ちを忘れることなく、新型コロナウイルス感染症の1日も早い終息を願いながら、私たちはこれからも元気いっぱいの住みよいまちづくりを目指してまいります。

*令和3年度は、さらにパワーアップした形でクリスマスケーキ配布事業を実施する予定です。

2021.9.7

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