子どもも大人も“わくわく!“芋ほり

春日部市社会福祉協議会

春日部市社会福祉協議会では、コロナ禍以前は、ボランティアさんのご協力のもと、屋内での「子どもの居場所づくり」を行なっていましたが、コロナ禍以降、予定していた事業を開催できない状況となっていました。そのような時に、ボランティアさんが「自分が借りている畑を使って、何か活動ができないか」と提案をしてくださいました。

そこで、小学生以下の子どもとその保護者を対象に、ボランティアさんたちと一緒に農作業をする機会を設けました。当日は、畑を借りているボランティアさんが所属するボランティア団体「ほっこり虹の会」の皆さんが、お手伝いをしてくださっています。

現在はサツマイモ・ジャガイモ・里芋を育てており、収穫の際には子どもも大人もみんな大喜びです。回数を重ねるごとに、子どもとボランティアさんだけでなく、子ども同士、保護者同士でも声を掛け合い、作業を助け合う様子が見られるようになってきました。ボランティアさんたちは平均年齢76.1歳ですが、「子どもたちが喜ぶ姿を見ると自分も元気になれる。活動が楽しみ!」と朝早くから準備をしたり、自らチラシを作成し、収穫の際にサツマイモについて子どもたちと学ぶ機会を作るなど、積極的に活動に関わっています。

今後は、このような農作業を通した多世代交流の場づくりを他の地域でも進め、高齢者に限らず誰にとっても、地域参加や役割創出の機会となるような場づくりを進めていきたいと考えています。

2022年8月16日

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