感染拡大防止を意識しながらの新たな地域福祉活動 ~住民同士がつながるための「歩み」を止めない~

第二地区社会福祉協議会・双葉町町内会(山形県山形市)

山形市の第二地区社会福祉協議会では、地区内の双葉町公民館を「誰でも気軽に集まったり、ちょっとした相談ができる地域福祉の拠点」として、百歳体操やお茶のみサロン、子育てサロンを毎週行っていましたが、令和2年度の始まりは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全て自粛となりました。

しかし、住民自らが「福祉活動や健康づくりの歩みはとめない」と、検温、マスク装着、ソーシャルディスタンスを保つこと等を工夫しながら、屋外活動を続けています。サロンがあった毎週火・水・金曜はグラウンドゴルフをすることにしました。随時、住民からのどんな困りごとでも、福祉協力員、民生委員児童委員が受け止め、適所につないでくれています。

毎週月曜は「歩こう会」として、住民があちらから、こちらからと、双葉公園階段上に集まって来て、歩き始めます。歩き始める前には、一緒に参加できない高齢者も玄関から出て来て、「行ってらっしゃい!」と会話が始まります。また、月曜は資源ごみの日で、子育て中のママ達も時間に合わせてたくさんの段ボールを車で持ち寄ります。すると、歩こう会で段ボールを公民館前まで運んでくれて、ごみ出しドライブスルーとなります。住民みんなが今できることをしながら、つながっています。

2020.6.18

※写真は感染予防しながら、一緒に歩こう会やグラウンドゴルフの様子。
休憩中もソーシャルディスタンスです。

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