青色防犯パトロール活動で地域の安心・安全・絆を深める ~見える防犯・魅せる防犯~

第三地区防犯連絡協議会(山形県山形市)

山形市の第三地区防犯連絡協議会では、青色回転灯を装備した車(青パト)で地域を巡回する青色防犯パトロール活動を行っています。青パトの活動を「見せる」ことによって犯罪者の侵入を防ぐことにつながり、地域の方にも青パトを身近に感じてもらうことで日々の安心にもつながっています。現在は、各町内会の防犯委員と有志合わせて65名のメンバーと15台の活動車(すべて個人所有)で活動しています。

これまでは、毎月3回、夜間の巡回活動を行ってきましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止による学校休業が始まった3月からは、子ども達の安全安心のために日中の巡回活動も始めました。活動がメンバーの負担にならないよう、それぞれの外出のついでに青パトを走らせることで、結果としては巡回の頻度も上がり、より「見える活動」になっています。

また、地域の様々な活動が自粛になり高齢者世帯への訪問もままならない中、日中の巡回中に「元気?」「変わったことはない?」と意識して声をかけることで、近況を把握する機会ができています。また、青パトを見つけた子ども達が笑顔で手を振ってくれます。

これまで行っていた活動を工夫することで、新型コロナウイルスに負けない人と人との繋がり・絆づくりにつながっています。

 2020.6.18

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