このはな手作りマスクプロジェクト ~地域の想いを施設に~

大阪市此花区社会福祉協議会(大阪府)

新型コロナウイルスにより日本国内でマスク不足が問題になっている中、大阪市此花区内の高齢者施設から「マスク不足で困っている」と此花区社協に相談があったことがきっかけで『このはな手作りマスクプロジェクト』は始まりました。

材料の寄付やマスクを作ってくれるボランティアを募るためのチラシを作成し、区社協のFacebookでの発信や登録ボランティアに直接電話で依頼等を行うことで、たくさんの布や紐、ガーゼが集まり、それをもとに協力ボランティアの方に自宅でマスクを作っていただきました。

手作りマスクを受け取った施設の方からは「こんなにたくさん作っていただいて嬉しい」や「本当に助かります」といった声をいただき、ある障がい者施設ではホームページに喜びの声を挙げていただき、ある保育園からはマスクを受け取った子どもたちからかわいいイラスト入りメッセージカードが届きました。

また、新型コロナウイルスの影響で活動する場がなくなった地域住民の方々のやりがいづくりになるだけではなく、あまり直接かかわることのない地域住民と施設との間につながりができていくきっかけにもなったと思います。

この活動を知った鍼灸院から使い捨てマスクを寄付していただいたり、区内郵便局が窓口に設置したマスクの寄附箱で集められたマスクなども頂いたり、たくさんの地域の方々の思いがつながって、必要な方へマスクを渡すことができています。

2020.8.28

この記事をシェアする

お問い合わせ先

お問い合わせ
本サイトは「赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン 居場所を失った人への緊急活動応援助成金」により作成したものです。