ハガキでつながる想いの輪

豊島区民社会福祉協議会(東京都)

豊島区民社会福祉協議会では、大学生が中心の学習支援チーム「つばめ」と一緒に「ちゅうりっぷ学習会」を行っています。コロナ禍により、学習会は2020年3月より休止状態になりました。子どもたちのために何かしたい!という学生の想いから、毎月おたよりを作って、ハガキで子どもたちとやりとりを始めました。

おたよりの作成には、学習会開始当初から関わっている民生委員さんにも協力して頂きました。いつも地域で見守っている民生委員さんの想いを、子どもたちに楽しんで読んでもらえたらいいなと思ったのがきっかけです。今では、「ちゅうりっぷ学習会」の名物ともなった民生委員さんのおにぎりの差し入れ。そのおにぎりを作るようになったきっかけや民生委員さんの子ども時代、子どもたちへのメッセージを載せました。

子どもたちからは毎回、一生懸命書いた手書きのメッセージが社協に届きます。民生委員さん宛に届いたメッセージには、たくさんの「ありがとうございます」の言葉が書かれていました。また、子どもたちからの返信ハガキの余白には、親御さんから「いつも子どもたちのためにありがとうございます」と添えられていました。こうした温かいメッセージに学生、社協職員もとても励まされています。会えない中でも心でつながっている、そう実感しています。

2021.1.28

【学習支援チーム「つばめ」】

 

【民生委員さんへのメッセージ】

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