ラジオ体操から始まる1日で交流継続

東員町六把野新田地区・ろくちゃんカフェ(三重県)

六把野新田地区は、人口は約1,400人、570世帯で構成されています。昔から住んでいる住民と新しく移り住んだ住民が一緒に生活する地域です。ろくちゃんカフェは、地域の皆さんが「いつまでも元気に暮らすために、できるだけ外に出て、体を動かしたり、楽しくおしゃべりすることができる場」として、平成29年から毎月1回開催しています。しかし、新型コロナウイルスにより、ろくちゃんカフェの開催を中止せざるを得なくなり、交流の場がなくなってしまいました。

ろくちゃんカフェの世話人さんたちが「ラジオ体操ならみんなに負担がなく、交流ができるのではないか」と話し合い、グラウンドゴルフの練習をしている毎週土曜日に合わせて、開催することとしました。地域の方ならどなたでも参加してもらえるように、自治会の回覧で周知しています。また、公園に遊びに来ている親子連れにも「土曜日にラジオ体操をやっているから参加してね!」と声かけをします。

毎週土曜日、8時30分ごろから、「おはよう!」と元気な挨拶をしながら次々と会場の神田公園に地域の方が集まってきます。8時45分になると、約20名ほどが集まり元気にラジオ体操が始まります。ちょっとした運動ですが、朝から体を動かすことで1日を有意義に過ごせるといいます。また、交流が少なくなったこの時期でも「みんなに会える場があることが楽しみ」との声も聞かれます。

これから冬を迎えますが、寒さ対策をしながらラジオ体操を通じた交流を継続していきます。

2021.11.2

 

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