共に支え合って乗り越えましょう【気になる要援護者へのマスクの配布】

大阪市大正区社会福祉協議会(大阪府)

大阪市大正区社会福祉協議会では、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛要請や緊急事態宣言の影響で支援の輪が途切れている中、要援護者の方に対して、推進員(地域の見守り相談や事業支援を行うため、小学校区ごとに1人配置)を通じて、マスクと『こんにちはカード』をポストインし、何か変わったことがないかを見守っています(4月28日(火)~5月7日(木)に10地域の各推進員に30枚程度配布)。

4~5月当時は、マスクの入手が難しく使い捨てのマスクを洗濯して再度使用している方も多く、早速、お礼の連絡をいただき同時に安否確認することができました。

推進員さんからは「マスクはとても喜んでもらえていたが、それ以上に、人と会話することが久しぶりの方も多く、気にかけてもらっている事に対して感謝の気持ちをたくさんいただきました」との声が寄せられています。

たった一枚のマスクを通じた想いが喜びの倍返しとなりました。その後も「共に支え合って乗り越えましょう」という地域の想いから、会食はできませんが、配食での高齢者食事サービス再開へとつながりました。

2020.9.7

 

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