雪も溶かす。あったかいネットワーク

妙高市社会福祉協議会×妙高市立新井中学校(新潟県)

妙高市社会福祉協議会では、民生委員・児童委員や福祉協力員と連携し、地域のつながりを活かした高齢者の見守り活動『あったかネットワーク』の取り組みを行っています。この取り組みでは、毎年12月の訪問時にオリジナルカレンダーを訪問先に届けていますが、2021年度は、妙高市立新井中学校の生徒の皆さんが書いたメッセージを添えました。

これは、コロナ禍でも地域とのつながりを絶やさない福祉活動に取り組みたいと考えていた社協と、『繋ぐ~仲間・思い・地域~』をスローガンに、「地域に感謝を伝えるために自分たちにできることは何か」を模索していた新井中学校の生徒会の思いが一つとなり、実現したものです。

また、生徒から高齢者への一方向のメッセージとならないように、メッセージを読んだ人の声が、生徒の皆さんにも届くように、カレンダーと一緒に返信用のカードも届け、中学生へのメッセージを書いてもらいました。「コロナで孫となかなか会えず寂しかったけど、元気をもらえた。」「若い頃を思い出し、懐かしい気持ちになった。」「みんなは地域の宝です。」などの温かいメッセージが中学生にたくさん寄せられ、直接会って話をしたり、手渡したりできなくても、お互いを思いやる気持ちを感じることができたとの声も聞かれました。メッセージを通してできたつながりを今後も大切にし、活動を継続していきたいと思います。

2022.2.14

新井中学校生徒の皆さんからのメッセージ

中学生からのメッセージを読む高齢者

地域の皆さんからお礼のメッセージ「新井中学校の生徒さんありがとう」

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